ブロックチェーン 3.0 仮想通貨の将来より先の未来を伝える

この記事を読まれる方は、仮想通貨という枠を取っ払って読んで頂けたら、面白い記事だと思います。

ブロックチェーン 3.0 通貨としてより先の未来

ブロックチェーンとは?

分散型の管理台帳となります。
最近だと分散データベースと表現されており、情報の集合体と表現されることが多いです。
利点としては、複数のコンピュータでデータを共有しつつ、分散的に管理を行っている為、情報の改ざんが困難となります。

ブロックチェーン 3.0とは?

金融以外の生活に密着したブロックチェーンの活用という内容になります。
ちなみにブロックチェーン 1.0 と 2.0 は?
ブロックチェーン 1.0 は、単純なる通貨としての役割
ブロックチェーン 2.0 は、金融関連の役割

ブロックチェーン 3.0 Hyperledger Project(ハイパーレッジャー)

Open Ledger Project (オープン レジャー プロジェクト)は、Hyperledger Project(ハイパーレッジャー プロジェクト)に名前が変更になっております。
ブロックチェーンを金融、製造、科学技術、医療関係、私たちの日常と言えるレベルが目標となり、革新的な未来を視野に入れてます。
さらに行ってしまえば、仮想通貨が・・・。
とか言う次元と異なります。
Hyperledger Projectは、ブロックチェーンを利用した新しい世代のフレームワークとソフトウェアの開発を行うコミュニティです。
その中心を担っているのが、The Linux Foundationとなります。

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The Linux Foundation

この団体を説明する前に Linux の説明から入りましょう。

Linux(リナックス)とは?

Windows や iOS をご存知でしょうか?
このシステムは、人間が目で見て分かり易いようにグラフィカルに開発されております。
例えば、インターネットを閲覧したいと言う時は、IE(Internet Explorer)や Safari をクリックしますよね?
要は、目で見て分かり易いようなシステムとなります。

逆にLinuxは、コマンド(英文の文字入力)で基本的な操作を行います。
SEやプログラマーが、黒い画面にガリガリと英文の文字(意味不明な呪文?)を入している場合に用いているシステムと言えば、分かり易いでしょうか?

Windows や iOSだと綺麗に表示させることが必要となる為、その処理が重くなる傾向にあります。
そのような人間に優しい処理を少なくして、機械に優しい処理を行わせるシステムです。

その普及度は、読者の皆さんが想定しているよりも遥かに多いです。
何故ならば、皆さんが言葉として知っているサーバーと呼ばれるような機械は、だいたいがWindowsじゃなく Linux で作られていると言って良いからです。

乗り物で例えるならば、
乗り心地が良く操作しやすい普通車と、操作が難しいけど速度が出るジャンボジェット機。
そんな違いです。

The Linux Foundationを説明

Linux システムの普及をサポートする非営利団体が、このThe Linux Foundationとなります。
そして、Linux の中核を作成しているのが、The Linux Foundationとなります
余談ですが、なぜか Windows を作成している Microsoft は、The Linux Foundation のプラチナメンバーです。
方向性の違いがあるにしても、仲良くしているようですね。

Hyperledger(ハイパーレジャー)に参加済みの企業

IBM、intel(入ってる)、NEC、accenture、富士通、Cisco 等々の大きな企業はもちろんのこと、金融から証券会社まで、本当に凄まじく豪華なメンバーが揃っております。

どこまで深く参加しており、携わっているのか不明となりますが、メンバーだけ見た限りでは、Enterprise Ethereum Alliance(EEA)を超えているんじゃないかとも考えてます。
エンタープライズ イーサリアムを説明!EEA発足の目的?

Hyperledger(ハイパーレジャー)どこまで開発されているの?

あくまで完成された状態と異なりますが、かなり開発が進んでおります。
以下のように Hyperledger Fabric として、検証中となりますが公開されております。
外部リンク : hyperledger-fabric

データの更新を発生させるくらいは、ブロックチェーンなので実施できているかな?

と思いきや、SDK と言うブロックチェーンを用いたアプリケーションを作成できるような状態と見受けられます。
プログラミング言語としては、C#、Java、Javascript、Python、C ++等々ですね。

設計資料が、かなりボリューミーなので、ブロックチェーンが大好きな方は、色々と開発出来て遊べるようなレベルの段階と想定できます。
資料を読んだりして、Hyperledger Project(ハイパーレッジャー プロジェクト)を理解できたことは、以下の内容になります。

アプリケーションとブロックチェーンの融合を実現する。
企業がシンプルにブロックチェーンを商用利用出来る根幹の作成を行う。

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Mr.ミステイク
イーサリアムから通貨としての機能を取っ払った状態?
投資君
ちょっと!最後に何言ってんですか!
Mr.ミステイク
少しfabricを拝見しましたが、シンプルに作成できて、凄まじい利用範囲の凄さだと想定できる内容でした。
難しく色々な機能を付けるよりも、シンプルにして利用者の範囲を拡大するって、若干矛盾してるレベルの凄い発想ですし。

仮想通貨の情報と言う範囲から離れてしまいましたが、ブロックチェーンという流れで本記事を記載しましたが、如何でしたでしょうか?
少しでも読者の方に満足頂ける記事でしたら嬉しいです。

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